脱毛をしようと考えたとき、まず悩むのが「光(IPL)」と「レーザー」のどっちがいいんだろう?違いは何?ということでしょう。私も、脱毛を始める前にメリット・デメリットを比較して、違いをかなり調べました。
そこで今回は光とレーザーで悩んでいる人に選びやすいように、それぞれの違いをまとめました。
目次
光脱毛のおすすめポイント3つ
まず初めに、光脱毛についての違いをまとめました。
違い1) 肌に優しいので敏感肌でも安心
脱毛エステで受けられる光脱毛のおすすめポイントは、低刺激の光マシンを使用していることです。
敏感肌や乾燥肌の方はシェービングで自己処理すると、ボロボロ肌・かゆみなどの症状が発生しやすいです。
光脱毛は自己処理よりも低刺激なので、肌質に関係なく受けることができます。
過度の日焼けなどの状態を除いて処理できるので、自己処理をすると肌が荒れるという方に適しています。
違い2) スピーディーに処理できるので楽
業務用マシンを使用した光脱毛は、ヘッドの照射面積が広いのでスピーディーに脱毛できるのが特徴です。
昔は全身に光照射をするには数時間もかかりましたが、現在は1時間もかからない光脱毛エステが登場しています。
即日で全身処理できるので、複数回に分けて処理した場合のようにまだら状態になる心配がありません。
違い3) 全国に利用できる店舗がある
光脱毛に対応した店舗が全国にあり、地域格差が少ないことは大きなメリットでしょう。
駅前・駅チカに設置されたエステが多く、マイカーがなくても通いやすいのが特徴です。
駅近くにあるエステは資金力が潤沢にあり、最新の光脱毛マシンをいち早く導入している店舗が多いです。
光脱毛のエステ選びで迷ったときは、駅近くの店舗から探していけば間違いありません。
光脱毛のデメリット3つ
違い1) 永久脱毛はできない
光脱毛は医療行為ではなく、永久脱毛には対応していません。
最近の光脱毛マシンは痛みが軽減されており、減毛パワーも向上していますが、毛乳頭を破壊できないのは昔と同じです。
ある程度までは減毛できますが、そこからツルツルにするのは難しいです。
違い2) 産毛を減毛するには向いていない
光脱毛マシンは黒色のメラニン色素に反応する性質があるので、薄いムダ毛にはあまり効果がありません。
それゆえ産毛をさらに薄くしたいという状況では向いていないです。
光脱毛エステの多くは処理回数を6回に設定していますが、満足できるレベルまで薄くするには10回以上かかることが多いです。
顔・VIOなどの繊細な部位だと20回以上かかることもあります。
違い3) ローン契約の勧誘を迫られることがある
大手の光脱毛エステを利用する方は、勧誘の有無を調べておきましょう。
光脱毛エステのデメリットとしてローン契約を勧めてくることがあります。
都度払いを用意しているエステもありますが、多くの光脱毛エステはローンを支払い方法の基本としています。
お試しコース終了後に別室に案内されて勧誘を受けるケースが多いので、支払い方法に都度払いを用意していない光脱毛エステに申込む際は注意してください 🙁
月額払い・月額制などの名称になっている場合も、内容はローン契約であることが多いです。
レーザー脱毛のおすすめポイント3つ
続いて、レーザー脱毛についても違いをまとめました。
違い1) レーザーは永久脱毛ができる唯一の方法
レーザー脱毛のおすすめポイントは、数ある脱毛の中で唯一永久脱毛を名乗れることです。
永久脱毛の特徴は毛乳頭を破壊できることで、他の方法では実現しません。
毛乳頭はいわばムダ毛の核とも言える部分であり、植物に例えるなら根に相当します。
レーザーは脱毛効果が高いので少ない処理回数で完了し、ボディなら4~5回でツルツルになることが多いです。
顔やVIOなどの減りにくい部位でも、8~9回くらいでほぼツルツルになります。
違い2) 医師・看護師が施術するので安心
レーザー脱毛を受けられるのは医療機関のみで、施術をするのは医師や看護師になります。
医療資格の所有者しか行えないので安全性が高く、もし肌トラブルが発生しても速やかに治療できるのがメリットです。
レーザー照射前には肌診断があり、肌がどの程度のダメージまで耐えられるか明確にした上でレーザーの出力を決定します。
レーザー出力を高く設定するほど脱毛効果は高くなりますが、肌トラブルのリスクも上がるため、ここは慎重に見極めていく必要があります。
違い3) しつこい勧誘を受けない
レーザー脱毛のおすすめポイントとして、しつこい勧誘をしないクリニックが多いこともあります。
特に1回コースから用意しているクリニックは、利用者の経済状況を踏まえてコースの提案をしてくれるでしょう。
無理な勧誘を避けたい、1回ずつ処理を受けて様子を見たい、といった方にもレーザー脱毛は適しています。
レーザー脱毛のデメリット3つ
違い1) レーザーは痛みが強いのがデメリット
レーザーは効果が高い反面、痛みが強いという欠点があります。
最近のレーザーマシンは改良されて痛みが軽減されていますが、バチバチとした痛みを感じるという人は少なくありません。
レーザーの痛みを抑えるには麻酔が役立ちますが、麻酔は有料というデメリットがあります。
痛みを感じやすい部位は顔とVIOで、皮膚が薄くて刺激に弱いことが原因です。
違い2) レーザー脱毛に対応したクリニックが少ない
レーザー脱毛を受けられるクリニックは皮膚科や美容皮膚科ですが、住んでいる地域によってはクリニックが少ないという問題があります。
都市圏を中心に展開しているので、郊外に住む人だとクリニックへの通院に片道何時間もかかるというケースもあります。
違い3) 費用が高く設定されている
最近のレーザー脱毛は一昔前よりも大幅に安くなっていますが、それでも脱毛完了までの費用は30~50万円くらいはかかるのが普通です。
特に顔とVIOが含まれている全身脱毛は高額で、完了まで50万円以上かかったという声は少なくありません。
脱毛1回あたりの費用を見ると、光脱毛エステの2~3倍くらいに設定されています。
費用は使用するレーザーのマシンに影響される仕組みで、最新マシンを導入しているクリニックほど高額になるのが普通です。
光とレーザーの違いを理解してから選ぼう
今回は、光脱毛とレーザー脱毛の違いについてまとめました。
私自身は、お金がかかるのがネックだったので光から始めましたが
今思えば、トータル回数を考えるとレーザーから始めてもそんなに違いはなかったかなと思っています。
とはいえ、最近は勧誘なしで数百円から通えるサロンもあるので(光脱毛ならミュゼ、レーザー脱毛ならトイトイトイクリニックがおすすめ)、気軽に体験だけしてみるのもおすすめです!